皆さん、こんにちは。
お彼岸も近いですね。お彼岸と言えば、お墓詣り。ご先祖様の供養、お時間が許す限り、つつがなく執り行いたいのではないかと思います。とは言え、最近はお墓のある生まれ故郷から離れた都市部に住んでいるんだよなあといったご家庭も多いかもしれません。ご両親のみでご実家にお住まいなんてケースもあるかと思います。これは、家族の形態が多様化している現代ならではの悩みと思います。
こういった節目節目の時に、これらからを考えてみるきっかけとされるのもよいかもしれません。お彼岸を利用して、ご実家に帰省される方は、ご両親、ご親戚の方がとお会いするチャンスがあるかもしれません。このような機会を利用して、今後どのようにお墓を維持管理していくのか、親戚一同で考えるのも、お互いにとってよいかと思います。お墓の維持管理といった話題は、電話、メール等で気軽に話すより、対面で直接お話した方が、お互い本音も出し合えるかもしれません。便利な世の中になったとは言え、内容によっては、対面での直接会話が効果的なケースもあります。ぜひ、こういった親戚一同が会する機会を大切に、利用したいところです。親戚一同が勢ぞろいしているところで、将来のお墓のこと、場合によっては、相続関連のこと、直接顔を合わせてお話されてみてはいかがでしょうか?
ところで、お墓と言えば、今のトレンドが樹木葬であることご存じでしょうか?
今は、新しくお墓を用意される方の約半数が樹木葬を選択する時代です。方や、一般墓を選択される方は約20%ということで、お墓の在り方も、ひと昔前と大きく変わっています。また、現在一般墓をお持ちの方の間でも、来る将来のことを考え、墓じまいあるいは改葬が選択肢になっているなんてことも増えつつあります。現在お持ちの一般墓が現在の住まいから離れている、将来的にお墓を承継してくれる親族がいないなんて場合は特に当てはまります。そして、改葬して、一般墓から樹木葬等に切り替えるケースも出ています。
こういった話は、直接、顔を合わせて話し合いをされた方が、後腐れなく、対応できるかと思います。普段疎遠の親戚同士であっても、ぜひ直接お逢いできる機会を活かして、最善の方法を話し合いされてはいかがでしょうか?
尚、改葬等される際は、行政の手続きが発生します。疑問点等ございましたら、当事務所でも、ご相談を承ります。お気軽にお問い合わせ下さい。