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化粧品業界の3PLについて説明します

皆さん、こんにちは。群馬県邑楽郡大泉町の行政書士事務所 行政書士オフィスかわしまです。

当事務所では、化粧品製造販売業許可、化粧品製造業許可の新規申請、更新申請の代行をしております。また、業務を運営する上でのご質問等にも対応しておりますので、お気軽にご相談下さい。

こちらの記事では、化粧品ビジネスで大変重要な役目を果たす倉庫業、3PLに関する内容を記載します。倉庫関連のビジネスに関わっている方は、この3PLという言葉を耳にすることが多いと思います。ただ、聞いたことはあるが、詳しくは知らないなあという方もいらっしゃるのではないでしょうか?ご興味がある方は、こちらの記事で詳しく説明させて頂きますので、ぜひご覧ください。

目次

3PLとは?

3PL(サードパーティー・ロジスティクス)とは、荷主企業に代わって物流業務全体(企画・設計・運営・管理)を専門の第三者事業者に包括的に委託するサービスです。単なる運送や倉庫保管だけでなく、物流戦略の立案から実行までを一貫して請け負い、荷主の物流部門をアウトソーシングすることで、効率化やコスト削減、本業への集中を支援します。

現在、インターネット通信販売が販売方法として主流となっていることもあり、こういった3PLを行っている倉庫会社様の存在感がクローズアップされています。インターネット通信販売の会社では、自社で倉庫等を持たない会社もあり、このような倉庫会社とパートナーとして物流全般をおまかせするケースも多くなっています。

このことは、化粧品を主製品と取り扱っている会社様の場合にも当てはまります。自社では化粧品の製品開発と販売に力を注ぎ、倉庫保管、物流関連は倉庫会社にお任せするといったケースも珍しくありません。特に、スタートアップ系の会社や組織が小さい会社などでは、余計に、ロジスティック関連は他社に依存するケースが多いでしょう。

化粧品業界における3PLについて

化粧品産業における3PL(サードパーティ・ロジスティクス)は、単なる「荷物の保管と配送」の域を超え、薬機法への対応や高度な品質管理、さらには多品種少量生産への柔軟性が求められる非常に専門性の高い分野です。化粧品は、肌に直接触れる製品であるため、食品や医薬品に近い厳格な管理が求められます。

化粧品業界での3PLとして求められる内容を以下に記載します。

薬機法(医薬品医療機器等法)への対応について

化粧品を輸入・販売、あるいは包装・表示付け(ラベル貼り)を行うには、「化粧品製造業許可」が必要です。3PL業者がこのライセンスを保有している場合、メーカーは以下の業務を委託できます。

  • 法定表示ラベルの貼付: 輸入化粧品への日本語成分表示ラベルの貼付。
  • 外箱の入れ替え: セット品の組み立てや、販促用パッケージへの入れ替え。
  • 製品検査: 出荷判定前の品質確認。

「化粧品製造販売業許可」のライセンスもお持ちの場合は、製造販売元として、お客様の製品を供給することも可能です。OEMの依頼も受け付けやすいでしょう。

在庫保管や品質管理について

化粧品には「使用期限」や「ロット管理」が欠かせません。

  • 温度管理: 口紅やクリームなどは高温に弱いため、定温倉庫での管理が必要です。
  • 多品種少量: 季節ごとの新商品や限定色など、SKU(最小管理単位)が多い場合、緻密な在庫管理が求められます。
化粧品製造業許可の取得について

化粧品産業で3PLとして存在感を示すためには、「化粧品製造業許可」の取得は欠かせません。この許認可を取得することで、市場への出荷判定前の化粧品を保管できる、化粧品に法定表示ラベルを貼ることができるなど、薬機法で規制されている行為を行うことが出来ます。

化粧品業界で、自社の倉庫の存在感を高めるためには、「化粧品製造業許可」は必須と言えます。

「化粧品製造業許可」の取得をお考えの場合は、お気軽に当事務所にご相談下さい!

3PLを導入するメリットについて(3PL業者に依頼する側)

こちらでは、3PL業者に依頼する側から考えた、3PLを導入するメリットを記載しています。逆に言えば、倉庫側からは、化粧品を扱う会社様に、3PLを通じてこれらのメリットをアピールすることが出来るということです。

コストを変動費化できます

自社で倉庫を保有すると、売上の増減に関わらず賃料や人件費が固定費として発生します。3PLを利用することで、出荷量に応じた従量課金制に移行でき、経営の柔軟性が高まります

物流品質の向上と誤出荷の削減できます

化粧品はサイズが小さく、色のバリエーション(色番)が似ているため、ピッキングミスが発生しやすい傾向にあります。3PL事業者はハンディターミナルや画像検品システムを導入しており、自社で行うよりも高い精度で出荷作業を行うことができます。出荷作業についてのノウハウも蓄積されており、頼りがいがあると言えます。

物流の経験がない会社では、これらのミス防止対策等、一朝一夕で築くのは困難です。餅は餅屋の発想はビジネスを行う上で大切です。

自社ではコア業務への集中できます

物流というバックヤード業務をプロに任せることで、メーカーは商品開発、マーケティング、ブランディングといった、売上に直結するコア業務にリソースを集中させることができます。

流通加工をお願いできます

化粧品物流において、3PL業者が提供する付加価値サービス(流通加工)は非常に重要です。会社として、包装経験の蓄積がある場合、以下のような包装サービスもお願いできます。

  • ギフトラッピング: クリスマスやホワイトデー、母の日などのイベントに合わせた高度なラッピング対応。
  • セット組み: ポーチと化粧水のセットなど、複数の商品を組み合わせて新しいSKUを作る作業。
  • サンプル同梱: 購入者の属性(購入履歴など)に合わせた試供品の同梱。これは「リピート率向上」に直結するマーケティング活動の一環です。

まとめ

化粧品産業における3PLは、単なるアウトソーシング先ではなく、「ブランド価値を守るパートナー」と考えられます。化粧品は単価が高い商品も多々あり、その高価なブランドイメージを維持するためにも、包装形態も大切です。当然ながら、包装形態を重視する消費者の方もいらっしゃいます。そして、配送遅延や梱包の乱れは、ブランドイメージを即座に毀損します。逆に、丁寧な梱包や迅速な配送は、顧客体験を高める強力な武器になります。
自社の規模やターゲットに合わせ、薬機法対応力と流通加工の柔軟性を兼ね備えた3PLパートナーを選ぶことが、化粧品メーカーとしての事業成長の鍵となります。

反対に、倉庫側では、化粧品メーカーにこれらのことを提供できれば、末永い契約が期待できるでしょうし、欠かせない貴重なパートナーとみなされるでしょう。

そして、化粧品業界で3PLとして役目を果たそうとするのであれば、「化粧品製造業許可」の取得は欠かせません。化粧品メーカーのサポート役になるため、ぜひ、取得をご検討下さい。

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