皆さん、こんにちは。群馬県邑楽郡大泉町の行政書士事務所 行政書士オフィスかわしまです。
当事務所では、遺言書作成支援、相続人調査、遺産分割協議書作成等の相続関連のサポートをしております。お気軽にご相談下さい。
先日ですが、新聞を読んでいたら、「家族の遺骨 一部を身近に」なんて記事がありました。最近は、手元供養として、遺骨の一部をペンダントや小型の骨ツボに納めて、自宅など身近なところで保管して供養する方法もあるようです。こちらの記事では、遺骨を保管するのに利用するミニ骨ツボについて説明します。
ミニ骨壺とは
ミニ骨壺とは、故人の遺骨や遺灰の一部を納めるための小型の骨壺であり、近年の供養スタイルの多様化に伴って注目を集めています。従来の墓地や納骨堂への納骨に加え、「手元供養」や「分骨」といった新しい供養の形が広がる中で、ミニ骨壺は故人との精神的なつながりを日常の中で感じるための象徴的なアイテムとなっています。
ミニ骨壺の基本的な特徴を以下に説明します。
- サイズ:掌に収まるほどの小型サイズ(高さ約6cm前後)が一般的で、限られたスペースでも安置しやすいです。
- 用途:遺骨の一部を納めて自宅で供養したり、外出時に携帯するなど、柔軟な使い方が可能です。
- 目的:故人を身近に感じながら日々を過ごす「手元供養」が実現できます。墓地が遠い、仏壇がない家庭でも供養が可能です。
手元供養文化とミニ骨壺の役割について
日本では火葬後の遺骨をすべて墓地や納骨堂に納めるのが一般的でしたが、核家族化や都市部の住環境の変化、個人の価値観の多様化により、遺骨の一部を手元に置いて供養する「手元供養」が広がっています。若者が地方を離れ、そのまま地元に戻らないケースも増えています。故人を地元の墓地に埋葬せず、遺骨を散骨して、一部を手元に置くといった方法も増えています。
ミニ骨壺は、このような手元供養に必要不可欠なものです。単なる容器ではなく、故人の趣味や人柄を反映したデザインを選ぶことで「日常を共に過ごすアートピース」としての役割も果たします。例えば、花が好きだった故人には花柄の骨壺、登山好きだった方には自然を感じさせる緑色の骨壺など、故人のイメージに合わせた選択が可能です。
ミニ骨壺の素材とデザインについて
ミニ骨壺は素材やデザインのバリエーションが豊富で、インテリア性や機能性を重視して選ぶことができます。
ミニ骨壺の主な素材と特徴について
| 素材 | 特徴 |
| 陶器 | 伝統的で温かみがあり、和室・洋室問わず調和。艶やかな質感が魅力。 |
| ガラス | 透明感と清潔感があり、光を通す美しさが特徴。インテリアとしても映える。 |
| 金属(真鍮・ステンレス等) | 重厚感があり耐久性に優れる。ネジ式の蓋で密封性が高い。現代的な印象。 |
| 木製 | 自然素材ならではの優しさと温もり。漆や蒔絵などの伝統技術が施されることも。 |
※デザイン面では、花柄、幾何学模様、グラデーションカラー、作家による一点物など、アート性の高いものも多いです。故人様の趣向、ご自身の趣向、あるいは、部屋の雰囲気やライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
ミニ骨壺の中には、持ち運びを前提とした携帯型や、ペンダント型のアクセサリータイプもあります。旅行や特別なイベント(結婚式など)に故人と一緒に出かけたいというニーズに応える形で、軽量で丈夫な素材や専用ケースが付属するタイプも登場しています。
また、フォトスタンドに納められるタイプや、ジュエリーとして身につけられる「遺骨ペンダント」などもあり、供養のスタイルがより自由で個性的になっています。
分骨という選択肢もあります
ミニ骨壺は「分骨」にも適しており、家族や親族がそれぞれの暮らす場所で故人を偲ぶことができます。遠方に住む子供が手元に遺骨の一部を置くことで、帰省頻度が少なくても精神的なつながりを保つことができるのです。また、分骨によって複数の場所で供養が可能となり、故人の思い出を多くの人と共有することができます。親族同士、遠方に住んでいる場合でも、こういった方法で思いを共有できます。
ミニ骨壺の価格帯と購入時のポイント
ミニ骨壺の価格は素材やデザイン、ブランドによって異なりますが、一般的には数千円〜数万円程度。職人による手作業の一点物は10万円以上になることもあります。
購入時のチェックポイント
- 素材の耐久性:屋内保管か屋外供養かで適した素材を選ぶ。
- メンテナンス性:長期保管に向けた手入れ方法を確認。
- アフターサービス:破損時の対応や追加購入の可否など。
ミニ骨壺ですが、実店舗で取り扱っているところもありますし、オンラインで販売されているお店もあります。実店舗でしたら、実物を手に取って確認できます。お住いの地域に店舗がない場合など、オンラインが便利でしょう。オンラインなら豊富な品揃えの比較も可能です。
終活の一環としてご用意されるのもよいかもしれません
近年では、自分自身の供養方法を生前に考える「終活」の一環として、ミニ骨壺を準備する人も増えているようです。好みのデザインや素材を選び、オーダーメイドで作成することで、遺族が故人の意思を尊重しやすくなります。ミニ骨壺は、供養の形を柔軟にし、故人との絆を日常の中で感じるための大切なアイテムです。伝統と現代性を融合させたこの供養スタイルは、今後ますます広がっていくと思われます。皆様も終活の一環としてご準備を検討されてみるのはいかがでしょうか?
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